レジ締めとは、POSレジや伝票に記録された金額と、レジに残った現金やクレジットカードの売上などを1日の終わりに集計し、差額がないか確かめる作業のこと。1日の売上確認や誤差・不正がないか定期的にチェックする目的がある。売上と現金の誤差を長期間放置すると原因の解明に時間がかかることが多く、それらをレジ締めによって早期発見できる点がメリットとなる。
POSレジを導入していても、従業員の打ち間違いや精算ミスの可能性があるため、レジ締めは必須の作業である。ただし、売上などの情報はデジタル管理されているため、作業内容は大幅に簡略化される。なかには、1日の販売データや取引履歴を自動的に集計し、レポート出力をする機能が提供されている製品もあるため、集計ミスの削減や効率化が可能。
ポスコが提供するPOSレジは通常の集計機能に加えて、クレジットカードや電子マネーのキャッシュレス決済にも対応しており、現金の取り扱いも減らすことができる。