POSレジ研究所

”新しい日常”を創造するオペレーション改善のためのソリューション 社会の変化に合わせたデジタル化

2020年05月26日

 

ポスコ 技術の壹岐です。

昨年末から世界規模で広がり始めた新型コロナウイルスの影響で、それまでの私たちの生活には変化が訪れました。それは、企業活動においても同様の出来事でした。

私は、医療従事者や専門家でありませんが、一定の情報源から得られた内容を、まるで石橋を叩いて渡るようでありますが、本稿を通じて、改めて皆さまと共有できれば幸いです。

新型コロナウイルスがどのように感染するかについて、飛沫感染と接触感染の2つがあると考えられています。飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳、唾などの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染することです。主な感染場所は、学校や劇場、満員電車等、人が多く集まる場所があげられます。

接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスが付き、別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻に触れ粘膜から感染することです。主な感染場所は、電車やバスのつり革、ドアノブ等です。

小売店には、不特定多数のお客様が毎日来店されますが、感染が店内でおきればお店にとって打撃になるでしょう。感染する可能性を少しでも低くするには、マスク等の予防策をとるほか、お客様との接触を減らすこと、店内を清潔に保つことが大切になってくるようです。

 

特に精算時に、お金のやりとりを従業員さまと購入客が直接行う為、飛沫感染と接触感染が高まる可能性があります。可能性を低減するという意味において、自動釣銭機を使ったセルフレジや無人レジは、一定の効果があると考えられます。

ただし現状、お客様が機械にタッチ等をするので、レジ使用後は消毒※1する必要があると思いますが、スタッフさまに係る感染のリスクを減らすという点において、一翼を担うのではないでしょうか。

 

セミセルフレジや無人レジのメリットは、主に作業の効率化や長期的なコスト削減と考えておりましたが、ウイルス感染対策の観点からもメリットがあるようです。

衛生強化のテーマに加えて、POSCOは店舗や施設の新しい業務のカタチを提案しています。
皆さまが店舗や施設の新しい業務のあり方を創造していくことができるよう、POSCOのICTソリューションが支援します。

 

 

この記事は『ポスコ IT Communication』に、2020年3月に掲載したものを再編集して転載したものです。

 

※1.レジ筐体をアルコール等消毒を行う際は、筐体の特長をご理解の上、行っていただけますようお願いします

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