電子カルテとは、患者の診療情報を電子的なデータとして一元管理するシステムを指す。従来は紙ベースで診察内容や診断結果、処方薬といった情報を記録していたが、保管場所や読み間違え、システム連携の面で課題があった。電子カルテは、会計システムや臨床検査システム、薬剤システムなどとリアルタイムで情報共有が容易なため、医療機関の効率的な運営を支援するツールとして注目されている。
また、電子カルテ・レセコンとPOSレジを連携した製品も販売されている。確定した請求情報をPOSレジに自動で取り込めるため、請求金額の入力間違いやレジへの入力漏れといったミスを減らすことも可能。さらに、患者の来院情報の照会や会計処理をスムーズに行える。
ポスコが提供する電子カルテ・レセコン連動POSシステム「レセPOS」では、クレジットカード決済端末や自動釣銭機とも連動可能。キャッシュレス導入や精算業務の自動化によって効率化に貢献している。